2011-12-13

外岩の記録 2011/10/19

〈2011/10/19〉御岳ボルダー MITAKE-BOULDER

 
奥多摩は御岳ボルダー。 この日はクライミングを始めた頃の仲間との久々の外岩。 電車でのアプローチだったので、吉祥寺駅集合からの出発。 平日だったのでクラッシュパッドを背負ってるとサラリーマンにとても愛される。
 
(友人撮影の写真を拝借)



到着してまずマミ岩でアップ。
「マミ岩左 6級」「マミ岩中央 4級」まではよかったが、「マミ岩右SD 2級」にはまる。
以前来た時に苦戦した記憶がなく、参った。
この日は「忍者返し 1級」という登りたいものもあったので迷ったというか折れかけた瞬間もあったが、これくらい出来なきゃ話にならないということでガンバで完登。
この日のコンディションの問題なのかどうなのか。
また御岳に来る時に確かめる。





そしてやってきました忍者岩。
前回の御岳では混んでて見もしなかったので、初のご対面。
想像してたよりでかい。
どうやら今年の台風の影響で、地面の砂が洗われて、地表が下がったらしく、地面からは小さい岩が現れていて、岩の高さが上がって足場も悪くなり、外岩の怖さ核心が増しているよう。
そしてこの日は邂逅が。

一緒に御岳に来た仲間が八王子のロックビーンズの開店を手伝った関係でたまたま顔見知りだった、クライミングレジェンドのドイチェさんにお会いした。
そしてちなみにドイチェさん曰く、昔の忍者岩に近くなってきていい感じとのことで、昔はもう少し高さがあったようです。
やはり外岩は怖さ核心との戦いが一番しびれるポイントかもしれない。



(ドイチェさん)(これも拝借)

ドイチェさんのクライミングは美しく力強かった。
指をやって半年くらいブランクがあってのこの日はたまたま復活リハビリの日だったようで、それでも4段くらいをトライしていてじゃあ本調子だと一体どうなるんだというのも、腕を触らせて貰ったら疑問の余地なく、本調子の時は更に腕が太かったというのに格の違いをはっきり認識した。
腕の内側の筋肉、手首周りの造りが違う。
後、指の関節が太くて同じ人間の手では御座いませんでした。



そして肝心の「忍者返し 1級」、無事完登。

何気にOS狙いで行ったものの最初は全然反応せず。
一緒に登っていたクライマー達とのセッションになりながら何本か打って、核心の飛ばしが決まってからは2本目くらいだった。
これで、デッドエンドから始まってエイハブ船長と、クラシックな有名所の1級を押さえられた。

その後は子供返しを触ってみたり、仲間のトライのスポットしたりで夕方まで忍者岩で遊んで、最後の最後暗くなっての帰り道にソフトクリーム岩に寄り道して、ヘッドランプしてまで触ったけども全然ホールドが見えずなんてことを繰り返して終了。

帰り際、ドイチェさんも一緒で歩きながらお話させてもらっていると、赤城山の話になり、ドイチェさんとお仲間の方で開拓されたそうで、その動画なども見せて頂き、絶対その内行きますと硬く誓い、お別れした。

別れ際には、昭和をフィーチャーした青梅駅近くに旨いカレーを出す喫茶店があるという情報を頂き、向かうも閉まっていた。
しょうがなくモスバーガーで腹を満たした。
次は食べたいな。

2011-11-11

Cassina IXCへいってきた


この間の11/6の日曜日、いつもの朝のスタジオ帰りに Cassina IXC へ行ってきた。

ひょんなことからお知り合いになった方が中の方で、最近会わないなと思っていたら、丁度その日曜までやっていた展示のイベントの企画や準備で多忙だったと。
実はCassina自体は、コルビュジエのソファのオリジナルを出しているということすら知らなかったのだけど、その方がそんなに精魂込めたイベントなら見に行きたい、ということで最終日、間に合ったので行ってきた。

「シャルロット・ペリアン」展



女性の方。いい写真。
他にも写真があって、かわいらしい人だった。

実はコルビュジエのあの有名なソファなど、この人が担当したようです。




そして日本とも実は関わりが深いようで、商工省から工芸品の指導の為に招かれたりしたそうです。

シャルロット・ペリアンと日本(PDF)

そして上記PDFを見て驚き。
何と彼女は来日の際に岡倉天心の『茶の本』を片手にいらしたとか。
「アジアは一つ」どころか、芸術の心はつながっているということだ。
個人的にこういう風に自分の興味と興味が縁でつながることに非常に面白みを感じる。



いつかSunbornのオフィスを持ったらこれを導入したい。





この展示中は実は屋内に本物の植物が同居してて、これは「東 信」という方のインスタレーションとのこと。
芝も全部本物だった。
上の写真の巨大苔玉みたいなやつ、すげーかわいくない?



個人的につぼったソファ。


すみません。


この日は1F~3Fまで展示仕様になっていたようで、そのお知り合いの方直々にみっちり案内して貰い、シンプルさの裏側にある非常に細やかな職人の業に触れ、そのモノづくりの上にあるデザインのセンスに触れ、ただ値段が高いとか闇雲に高級な素材を使うとかそういうものとは真逆と知り、イメージが覆った。

最近僕は一生付き合えるかということばっかり考えてしまうのだけど、それは勿論人だけではなくてモノもそうで、そう考えると値札というのはあまり意味なくて、人生でそれを割った時の単価が大事になってきて、つまり消費というより投資的な感覚。
服なんかもそう。

いよいよ楽しくなって来たんじゃないでしょうか。
年をとるほど遊びます。

外岩の記録 2011/11/3

〈2011/10/10〉 湯河原幕岩 YUGAWARA-MAKUIWA

この間も来た湯河原。
この日は大所帯で車2台。
だけどあまり他のクライマーがいなかったのもあってゆっくり楽しめた。


初の湯河原ボルダー。
ロープをやる前にアップついでに梅林ボルダーへ。
写真の真ん中、木の奥にあるのがそれ。
登ったのは「ガンバレ西村君」5Q or 10b。2便。
他の課題は触らなかったけどかっこいい1Q課題あり。
次回。




スラブ。
ここはシチュエーションがすごい。
何かの儀式でも行われていたのではと思うくらい”場所”としての存在感あり。
なんかよく出来てる。
それでここのスラブ、ちょっと課題がどれかわからなってしまって、よく分からないままマスターOS。トップロープをかける。
多分10.aの課題。のはず。
とすると、「鶴轡」?
確認次回。





そしてこの日のお目当て「ワンダーマリア」11b。
前回仲間のムーブを見ていたので下部はなんとかなるはず。
下部が何とかなればいけるはず。
ということでマスターFPトライ。
残念。
思ってた以上に下部を超えた最初のスローパーのようなポッケのような場所が悪い。
下部に時間がかかってしまうとよれて持てない。
少し休憩し、再トライでゲット。
マスターRP2撃。
ありがとう。





そしてドンと。
ロープにみんな満足したのとやっぱりみんなボルダラーなので、ボルダーへ。
河原の方にあるやつ。
着くと、驚くくらい居座っているこいつがいた。



準備したり触ってみたり、別角度で撮ってみたり。
このボルダーをぐるっと回って3Q、とかあっておもしろい岩。
ちなみにぐるっと回って3Qはスタートを間違え、間違えたけどそのきついスタートが発展して2Qくらいの面白いランジ課題が出来たり、最後の最後で暗くなるまで遊んでしまった。





そしてこの日は大事な出会いが。
僕らが朝駐車場に着くと、自由に持って行っての張り紙と共にクライミングギアが。
それも往年の歴史が刻まれた、ド渋の本気ギア。
持ち主のおじいさんが近くにいて、
「もう登る仲間がいねえんだ」
一つのゴールを見せて頂きました。
俺も大往生してやろうじゃねえか。

2011-10-15

外岩の記録 2011/10/10

〈2011/10/10〉 湯河原幕岩 YUGAWARA-MAKUIWA



神奈川県下、伊豆の湯河原幕岩。
安山岩。
アプローチが良く暖かく、関東クライマーの冬の定番。
この日は4人パーティ。





行きも帰りも海岸線を走るので、朝日が綺麗。
この写真は8時頃か。
相も変わらず自然の織り成す良い色良い風景。


この日は久々の湯河原幕岩だったが改めてアクセスの良さを体感。
このところ小川山が普通だったので、非常に近く感じた。

前日が雨で、朝方まで降っていたようだったが、場所柄から風通しも日当たりも良いということで決行。
結果やはり少し湿り気はあったものの概ね問題なしで気持ちよかった。




アップはこちら、割札塔「ダークヘラー」9。
割札塔の奥の方は奥まってて日も当たりづらい為かあまり岩のコンディションは良くない。
何か難しくないか?と思いつつマスター。
4人全員アップ。

その後は二手に分かれて、こちらは桃源郷の「フック船長」10a。
スラブ。
しかし小川山でやったようなスラブとはちょっと違って、比べるとホールドも大きく、よっぽど「ソラマメスラブ」9の方が難しい。というかこれが10aならソラマメスラブは11あると思った次第。
ただこの岩は苔が結構生えていて、場所も悪くホールドが濡れているところもあり、少し怖い場面もあったがとりあえずマスターOS。

こちらがスラブやっている間にもう一組は希望峰「帰還兵」10c。



ヌンチャクを掛けてもらった。
一見してホールドも悪くなさそうで、明らかにレイバックするような場所もあり、簡単そう、というのが第一印象だったが、取り付いて参った、どうやって登るの?
ということで、1ピン目と2ピン目の間くらいを何度も行ったり来たり。
OSしたかったので下まで降りてはヒールでレストを繰り返し、だからこれは帰還兵なのだ、という同意を一緒に取り付いた仲間と確認。
とりあえず悔しいので素直に降りずクライムダウン。
昼寝。
(伊豆の昼寝はこれまた最高で御座いました)

昼寝中に他のパーティがこちらのヌンチャクを使って登り始めた。
もうオンサイトも無いので登る様子を観察。
なるほど。
そこもレイバックですか。

ということでフラッシュトライ的なトライ。
さくっとフラッシュ(的な)。
しかも最初のレイバックの時に持ち方を工夫してみたらバチぎき(バッチリ効いた)。
その後もまた違うパーティが登っているのをみたが、この持ち方をしている人はこの日はいなかった。
外岩は深い。

*この辺の言葉はここ参照

それじゃあ、ということで、11を何か落としたいので100岩を確認。
近場で、ということで割札塔へ戻り、「垂壁伝説」11b




昼も過ぎて時間帯なのか岩がまた湿り気を増してきて、という言い訳の上、厳しかった。
結局最後までヌンチャクもかけられず。

その間仲間が隣の「ワンダーマリア」



最初の一手目のポケットはデットかと思っていたら素敵なムーブでスタティック。
(「素敵なムーブでスタティック」って曲のタイトルになりそうね。)

とりあえず何テンかしつつゴール。
次回はRP出来そうな様子だった。
これは自分も次回トライしたい。


そしてこの日は4時過ぎにはそそくさとその場を後に。
何故なら次に控える期待のイベント「月光ヨガIN熱海」があるから。

月光ヨガ

とその前に、本当はヨガの前にはいけない(だろうな)のだが、腹が減ってしようがない、ということで熱海で海の幸。

 

今回のメンツは皆トライ出来る人達だったので、観光観光していない町の料理屋に飛び込み。
大正解。
刺身が旨い。旨すぎるので、つい焼酎。申し訳ありません。





現場到着。
空は雲は無いけど霧がかっていたが、逆に月が幻想的。
いざ、人生初のヨガ体験。




終わった後の、霧の晴れたすっきりしたこの月光が、最も雄弁である。
どうもありがとうございました。




せんせい。。

2011-09-26

外岩の記録 2011/9/24

〈2011/9/24〉 甲府幕岩 KOFU-MAKUIWA



山梨県は甲府幕岩。
凝灰岩。
写真はこの幕岩で一番美しいと言われているというルート、「スモーキーマウンテン」12c。
わかりにくいけど、木陰を抜けた上部を含めた長いルートでかっこいいフェイスのルート。
岩も少し赤茶けていて外国の岩みたいな色をしている。

場所までの車のルートがこの日はちょっと特殊で、普段みんなが行く道が工事中でふさがっているとのことで、非常にローカルな道を進み辿り着いた。
台風15号の影響か、色々な所で凄い勢いで水が流れてた。
結構細い道を通ったけど、これが大きい車だったら厳しかったかもしれない。
特に途中から舗装されていない道を登った時には、道が水に削られた後が深く入っていて、がっくんがっくんいわせながら駐車スペースまで行った。
でもこの日の岩のコンディションは非常に良く、そのせいもあると思うが、フリクションの良い登りやすい岩だったという印象。
全体的にはどのルートも細かい感じだった。





これは最初にアップでやった「森の唄」10a。
無事にOS出来たが、最初だからかもしれないが、外岩の厳しさを実感した。
色々迷ってちょっと時間がかかった。




俺がいま見ても違いがよくわからないくらいだから、知らないで見ている人は上の写真と何が違うかわからないかもしれない。
これは、森の散歩道というエリアにある、「GATE」10b/c。
途中核心ぽい所はアンダー使ってぐいっと行ったら特に問題も無くOS。



















しかしここで面白かったのはこの写真の通り、ルートが赤ペン先生されてるってところ。
結構広範囲にちゃんとルートが書いてある。
こんなのは初めての経験だった。


そしてそこらで一度お昼寝。
山の昼寝は本当に最高。
しかしそろそろ肌寒くなってきた。
Tシャツにシャツにウインドブレーカーくらいで、寝るとちょっと寒く感じる、という感じだった。
これからはどんどん温度下がるでしょう。




























山椒大国 メルヘンランド 「トカゲ北上中」11b/c。
難しかった。宿題。
カンテと足と両方あまり良くなくて上手いムーブが見つけられなかった。





次にやってみようと思ったのがこれ、「森であそぼう」10b/c。
でももう同グレードは一個OS出来ているしでまた今度。





そしてこれ、「パストラル」12a。
同行者がトライしていて、下部が結構ボルダーチックだったのもあり、触ってみることに。
2ピン目手前まではすっと行けたけど、そこらへんからは中々どうして。
でも初めて12触って何か行けそう的な手応えを感じた。
焦らず行くけど、これは自分に乞うご期待。





これは「パストラル」から左を見るとある、自然の結果。
どっちがすごい?
とりあえず木に拍手を送っておく。


それでこの日は最後にまたメルヘンランドに戻って「サイコモーター」11a。
久しぶり。
やっと来ました11aOS。
しかもマスターOS。
スタートで手間取ったのと、最後の最後で手間取ったというのがあったけど、何にせよ登れたのでうれしい。

コツコツ上げていく。.

2011-09-22

本日9月21日をもって起業した。株式会社Sunborn。おれは生きている。

(日付的には22日だけど)

器をね、はっきりさせたかった。
そうするに当たって、最も良い手段だったのです。
だから居ても立ってもいられなくなって、立ち上げました。

正式名称: 株式会社Sunborn (Sunborn Inc.)
URL; sunborn.co.jp ※ドメインをたった今取得したばかりで現在サイトもメールもなし

やりたいことは、
「サービス×システム」

業務のアウトソーシング(サービス)と、クラウドサービス(システム)を組み合わせた提供。
この組み合わせは効率化のインセンティブが高いから、効率化が格段に進められるのです。
且つ、どちらの比重もニーズに合わせてバランスを変えて、いろんな付加価値を付けていきます。

『Sunborn Sales Suite(さんぼーん・せーるす・すいーつ)』というサービス名で、「名刺取込、VoIP、CRM/CTI、SFA、日報、BI、DM、セミナー管理、簡易販売管理」これらをキーワードにしたクラウドサービスを開発します。

他、取り組むことは以下。
  • スマートデバイスに向けたアプリ、コンテンツの企画・制作・運用
  • WEBシステムの企画・制作・運用
  • WEBサイトの企画・制作・運用
  • 技術者の紹介・派遣
  • プロモーション支援
  • Google Apps導入支援
など。

前職はアクロネットという会社で、アルバイトからだからかれこれ8年近く在籍していました(そしてこれからも今まで以上に価値提供していきます)。
アクロネットは面白い立ち位置の会社で、IT企業なのにこの会社自体は完全営業会社。
事業としては経営支援と営業支援を中心にして、100%含む資本を入れて、特色あるソフトハウスを抱えてグループを形成して、グループ全体としてはSIer的なことをやっている。
支援事業は、経営や営業の機能をまとめてやっているノウハウを元に、グループ外の企業に提供している。
独自のネットワークでIT企業6000社以上のつながりがあるので、そういうコネクションを活かしてどんどん提案が可能。

僕はその中で、最初は営業支援事業のテレアポのバイトで参加していた。
長くやっている中で責任あるポジションを取らせてもらいつつ、何百というIT製品やサービスをレビューしたり実際に取り扱ったりしてきた。
そういう経験を活かして、自分でサービスを作っていきたいと思っている。
(ちなみに新規開拓したかったらいくらでもご相談ください。
ホントはそれが一番強みかも。)


僕は高校に上がる少し前くらいからずっと音楽をやってきて、20歳を過ぎた頃にリトルハンセンが生まれた事がきっかけで音楽に目覚めて、今までそれが生活の中心で、他は二の次でした。

でも僕の音楽の入り口はロックで、つまりアメリカ。
やればやるほどどういう土俵でやればよいのかわからなくなる、そして今もわからない、偉大な音楽。
積み重ねることが出来ない世界を感じていました。
簡単に言えば、どんだけ上手くそれっぽく演奏してみたところで、黒人の渋いおっさんがストンプしながらブルースしたら、説得力で敵いようがない感じ。
だから逆に日本語にこだわったし、そっちのルールとかには則らないようにと思っていた。
大体そういうことで何となくクラプトンが好きと言う人とは仲良くなれないと勝手に思っていた。
THA BLUE HERBにはまって、今も好きなのも多分そういうわけです。

今は色々ふっきれていて、だからこそずっと続けられる確信を持っている。
あれをやるからこれは辞めます、という人生にはしたくない。
今後のイメージとしては、坂本の九ちゃんとカエターノ・ヴェローゾが同性愛しているみたいな音楽をやりたいとか漠然と思っている。

そう、漠然としているものです音楽は。
厳密そうに言語化することも出来るだろうけど、でもやっぱり言語化出来ると思っていること自体も不遜だし、実際にそれは出来ないと思う。だって音楽は時間の積み重ねだから。
時間の積み重ねは再生出来ないからね。

遠回り遠回りでやってきているけど、自分としては楽観視していて、音楽にはとても希望を感じています。

だけどその漠然とした、いつもモヤモヤしているだけでなくて、次に進みたかった。

それが今回の起業なのです。
そして立ち上げた途端、行きなり人生が変わった。
どうしようもなく器があらわれた。
出来ること、出来無いこと。
周りの人の存在、自分の責任感。
兎に角全部があらわれたのです。

あーすっきりした。

もう愚痴を言う必要も無いし、変な期待をして待つことも無い。
いけるものはいけるし、ダメなものはダメ。
そして仕事と遊びに全く境目が無くなる。

これです。

そういう意味で、起業した途端に一部行きなり理想に辿りつけたのがそこ。
仕事、という風に分けてしまったらそれは何かの為でしかないけど、僕はただ自分の人生を生きたいんです。
確かに一面とってもリスキーな選択をしたとも思うけど、でもモヤモヤが無いだけでそれで十分。

これからは表現も仕事も遊びも何もない。
全力で生きるだけ。

どうぞ応援よろしくお願いいたします。






2011-09-19

外岩の記録 9/18

〈2011/8/15〉 小川山 OGAWA-YAMA

前回のロープから一転してこの日はボルダー。

この週末の天気予報自体が悪く、しかも前日は雨で、笠間にしようかどうしようか、という話をしてる中、天気予報の降水確率が20%へと変化し、奇跡の決行と相成った。
5:13の始発に乗って5:20に二子玉で拾ってもらい、いざ。

9時頃到着。
今回は3組、車3台。
先着組情報で、くじら岩などはポッケに水がたまっててダメとのこと。
その上のスパイヤー岩でスラブをやっているとのことで向かう。

アプローチ失敗。
今まで人に連れていかれてばかりで何となく駐車場から直上したら、着かない。。
結局トポを見直し人に聞きながら1時間。
しびれをきらした仲間から着電。
登山道へ迎えに来てもらってしまった。。
結果的にすごい近くをウロウロしていた模様。
またひとつ学びを得ました。

仲間は既に「レフトスパイヤー 1級」を落としていて、自分も続けと着くやいなや取り付く。

一手目のポッケへの指の突っ込みは指を俵にして人差し指と薬指を突っ込み薬指に小さい結晶を引っ掛けることや、足の置き場の良いところ(自分にとって)を見つけた頃に時既に遅し、宿題として移動することにした。
思ったことは、着いて行きなり1級とかやるのはやめよう。

その頃にはちょっとずつくじら岩の状態も良くなっていたようで、裏側に回り「グロバッツ・スラブ 初段」。
上のアンダーポッケみたいなのが触れず終了。

次はまた上に上がり直して「シャーク 1級」。
自分の場合一手のランジ課題。
左手がガストンのカチで、何回か飛んでたら指に穴が空き流血。
テーピングして再トライ。
リップは触れるも腰が離れ止まらず。
修行が足りません。

次に移動したのは犬岩。
本当に横から見たスヌーピーみたいな犬のような岩。
口元が少し上がっていてニヒルな感じ。
そこにある「虹の入江 初段」をトライ。
しに移動したんだけども、この日は全然調子が上がらないので、その下にある涙岩へ。

「ホワイトティアーズ 4級」。
落とせず。。
この日全体的な話でもあるけど、雨の後ということか、ぬめりが厳しかった。
石灰岩的な滑らかさでフリクションが効かない感じ。
実際居合わせたクライマーで「虹の入江」やってたような人も登れず。
流石に4級は落としておかないとと思って頑張ったが、マッチがどうしてもはまらず、先に上の薄ポッケを触ったら触ったで右手が送れず、終了。
でもこの課題は面白かった。
とても良い課題。
しかしこの日はここまでで一度も岩の上に立っていない驚愕の事実。

ということで、犬岩へ行って「YMルーフ 3級」。
これはヒール掛替えなんかもあり、おもしろ課題。
仲間も一撃していて、自分も得意そうだったので余裕こいて取り付いたら、最後のマントルみたいなのが返せず。
3トライかかる、無念。
人のムーブを見て固定観念を持ったのが敗因。

この日全体、岩のコンディションのせいにしたいところも多々あれど、結論からいえば、まだまだってところ。
ちょっと柔軟の必要性を感じてしまった。
特にバランシーな課題で頼りになる、股の蛙開き。
楽しみが増えた。

帰りはお約束?の「ふじもと」で焼肉。
やっぱり激うまい。
定食+アルファで仕上がった。
あの広い店内が満員状態だったけど、多分全員クライマー。
加えてうちらパーティだけで15名。
素晴らしきかなクライミング。

追伸
連休中日の渋滞はすんごいね。
この10何年、ここまであからさまな渋滞は体験無し。
21時前に出て、家についたの2時半くらい。
途中かまほり事故が2、3発生してた。
日本中、お疲れ様でした。