2011-05-29
夏を目前に扇子購入
普段の職場が小伝馬町なもので、昼休みにぶらつくと古いお店がちょこちょこある。
汗っかきだから夏になると扇子を持ち歩くのだけど、以前親から貰ったいい扇子が、昨年青山一丁目の森のビアガーデンで隣のテーブルのゲイ集団に割れた腹筋をチラ見せしながら飲んだ挙句に外苑前の居酒屋で飲み直した後帰途についたら無くなっていて酷く落ち込んだなんてことを克服する為に、ならば素敵なものを一つ買ってやろうじゃないかと欲しい物リストに入れていたところ、職場の近くに何だか扇子ばかりを扱っているお店があるじゃないか。
伊場仙
店内は内装も新しくて、ここは何かの出先機関(おみやげ的な)かと思ったら、創業から400年の歴史をお持ちとのことでした(1590年とのこと、おみそれしました)。
ホムペを見ると、浮世絵とも縁が深いようで御座います。
そもそもフィーリングで選ぼうと思っていたけども、限られた昼休み時間でベストに出会う為にお店番の娘さん(といっても何十年前か)にご相談したどり着いたのがそれ。
紙と布では特に使える年数に違いはない、というか使い方次第ですねという話から、でもやっぱり布がいいですと話してたら、小千谷縮という技法で織られたという麻織物で出来た扇子が出てきた。
こんな記事を書くくらいなのではい決定。
ちなみにですがお会計をしてもらおうとしていたら店主の方が出ていらして、はがきを一つくれた。
311の後に散乱した書類を整理していたら出てきたものらしく、なんと関東大震災の後にお店がお客さんなどに出した移転通知。
その当時、社屋は火災で消失してしまったそうですが、被災後三日も開けず、自宅で営業を再開したとのこと。
その逞しさ。
今はもう大分消費が戻っているように思うけど、やっぱり必要なのはそういう逞しさだなと思った次第でありました。
良い出会いには良い出会いがあるもんだ。
(あれ、よくみると買った値段と通信販売の値段がすげー違う。。ぞ。。あは)
こんな日を最高に無為に過ごす本を読んだ/鈴木智彦著『潜入ルポ ヤクザの修羅場』
飾らなくても内容がすごいから、淡麗辛口、もたれません。
無為と言っておきながら、映す世界が極まり過ぎてて、本音と建前、虚実、大変勉強させて頂きました。
15年のライター生活を振り返るような内容なのでまあ幅広い。
僕の最も尊敬する雀鬼こと桜井章一氏の世界も少し垣間見るようで、ついでに阿佐田哲也氏の麻雀放浪記の誕生秘話なんかも出てくる。
正直時系列が読んでて混乱するけど、渡世を生きる博徒の話から、愚連隊の帝王、部落という現存する差別の話だとか、表側だけ見てても繋がらないような話が繋がっていく。
この間歴史を商売の視点から見つめた本を読んだけども、経済活動の裏側にはやっぱり裏社会が少なからずあって、教科書に載っている歴史と、商売史と、裏社会の歴史を全部ひっくるめたら、歴史がつまんないなんて話は無くなるな。
結論的には、逆に義務があるでも無い限り、もう世界と、特にアジアと交わっていかないと駄目だなってことを思った。
凄い皮肉だけれども、やっぱり今の日本って憧れた平和があって、清潔で平穏で、つまりボラティリティが抑えこまれてて行き過ぎたものがなくて、リスクが無いからチャンスも無くて、結果衰退していて、最も不安な状態、得たものを失う恐怖を感じている。
この大きいリスクは、また311によって大いに露呈、現実のものとなっているわけだけど、このルポ読んで、一部暴力団も今グローバル化に向かっているというところに、大いに引っかかった。
アジアに支店や支部を作っているケースが増えているらしい。
こういう組織がもう日本で食えなくなっているというのは、これはもう一つの答えじゃなかろうか。
芸術や音楽もそうなのかもしれない。
音楽はどんな段階の人間にも響くものではなくて、最も輝ける状況ってのがあるようにも思う。
単純に日本人が世界に散らばるようになっただけで演歌は売上伸ばすだろうし。
そしたら刺青なんかも見直されるかもしれないな。
ということでそこを見越して今は湿気のある音楽に舵を切っているわけであります。
正直時系列が読んでて混乱するけど、渡世を生きる博徒の話から、愚連隊の帝王、部落という現存する差別の話だとか、表側だけ見てても繋がらないような話が繋がっていく。
この間歴史を商売の視点から見つめた本を読んだけども、経済活動の裏側にはやっぱり裏社会が少なからずあって、教科書に載っている歴史と、商売史と、裏社会の歴史を全部ひっくるめたら、歴史がつまんないなんて話は無くなるな。
結論的には、逆に義務があるでも無い限り、もう世界と、特にアジアと交わっていかないと駄目だなってことを思った。
凄い皮肉だけれども、やっぱり今の日本って憧れた平和があって、清潔で平穏で、つまりボラティリティが抑えこまれてて行き過ぎたものがなくて、リスクが無いからチャンスも無くて、結果衰退していて、最も不安な状態、得たものを失う恐怖を感じている。
この大きいリスクは、また311によって大いに露呈、現実のものとなっているわけだけど、このルポ読んで、一部暴力団も今グローバル化に向かっているというところに、大いに引っかかった。
アジアに支店や支部を作っているケースが増えているらしい。
こういう組織がもう日本で食えなくなっているというのは、これはもう一つの答えじゃなかろうか。
芸術や音楽もそうなのかもしれない。
音楽はどんな段階の人間にも響くものではなくて、最も輝ける状況ってのがあるようにも思う。
単純に日本人が世界に散らばるようになっただけで演歌は売上伸ばすだろうし。
そしたら刺青なんかも見直されるかもしれないな。
ということでそこを見越して今は湿気のある音楽に舵を切っているわけであります。
2011-05-15
浦安市の千葉県議選の期日前投票をしてきた。がしかし
311で、ベイエリアはちょっと、住むにはちょっと、的な雰囲気というか、実際問題選択肢から外れがちなのかもしれないし、自分自身埋立の方はやだなと思ってしまった、とかそういうのは置いておいて、浦安に帰ってみて、やっぱり海っぽい風、とか、船の汽笛(ディズニー?)や灯台の光というのは血肉になっていて、都会にはない開放感が好きです。
後、最近よくいく、山の方にある開放感ともまた違う。
開放感にも色んな種類があるんだってことだ。
これって大事なことで、あっちにはあってこっちにはない、ではない。
どっちにもあるけど同じじゃないってだけだ。
藤野英人氏著「ビジネスに役立つ「商売の日本史」
今丁度このを読んでいて、日本人のステレオタイプなイメージの「コツコツ農耕内向き型」はごく最近のもので、日本人の中の、むしろ海洋国家というか、外国との交易で発展してきた歴史などを商売の視点から整理してくれている、自分の立ち位置をタテのラインで認識する為に非常に興味深い本を読んでるのだけど、この中で言う「ウミヒコ」、外国と積極的に関わって、どんどん新しいものを取り入れて、儲けて、社会に還元していく、というような外向きの面、そういうものと、”風”、それこそ海から吹いてくる風の雰囲気とか、匂いって、すごい関係が深いように思った。
物理的にそうかは置いておいて、出ていきたい、飛び出したい、動きまわりたい、みたいな気持ちの理由付けも結局何でもいいんだけど、大事にしていきたい。
そうして粋な日本の継続に役立てれば本望だ。
でタイトル。
本当に選挙って、まだまだすんごい非効率で不条理だなと思った。
大体選挙の時って言うのは最低限の情報として家に新聞があるから、それで政策など判断してきたけど、今回で言えば来週の水曜日、つまり期日前投票が開始してから数日してからでないと、制度的か法律的か、配られないらしい。
ってそれ、だめじゃん。。
投票はしていいよ、だけど情報な出せないので自分で調べてね、ってことでしょ。
なんでそこにハードルを設けるの。
投票用の整理券を届けるのと一緒に届けてよ。
ちなみに言うと、新聞のアジェンダ羅列だけじゃなくて、わら半紙でいいから、簡単なプレゼン資料くらいの資料は各家庭に配ってもいいんじゃないでしょうか。
(自治体の発行物とか結構郵送されてくるけど、選挙の時にちょっと加えるくらい、そんなだめなもんかな)
しっかり政策で判断してとか、投票率を上げたい、若者はもっと投票するべきだ、って言うのは簡単だけど、そういうところ、言動の不一致。
これは変えなきゃ変わらないでしょ。
じゃあネットで調べよう、と思っても、ポータルもない、立候補者のサイトが上にでるわけでもない。
サクサク判断してどんどん違うことをやりたいな、と思っても、こういう微妙なボディブローが用意されているのが今の日本なんだと思った。
とりあえず、311情報のように、Googleさんにポータルを作ってもらい、「政策 地域名」で検索すると、一番上に情報が出てくるようにしてもらえないかな?
こういうのは個人単位とかで勝手に第三者がやったら捕まるのかな?
選挙に関する法律とかって、すっごい恣意的なイメージがあるんだけど、そういう法からまず変えなきゃ変えられないんだろうね。
それにはそれによって便益のある(=若者・多忙)人の投票率を上げなきゃいけない。
でもそれを上げるには仕組みを変えなくちゃいけない。
どっちが鶏なんだ。
どちらかと言えば、地道に活動して投票率を上げるということになるんだろうな。
でも本当は変えようと思えばすぐにでも出来るはず。
なんとかならんかい。
東京の知事選も、結局20代30代の投票率は低かったし。
変えたい。
後、最近よくいく、山の方にある開放感ともまた違う。
開放感にも色んな種類があるんだってことだ。
これって大事なことで、あっちにはあってこっちにはない、ではない。
どっちにもあるけど同じじゃないってだけだ。
藤野英人氏著「ビジネスに役立つ「商売の日本史」
今丁度このを読んでいて、日本人のステレオタイプなイメージの「コツコツ農耕内向き型」はごく最近のもので、日本人の中の、むしろ海洋国家というか、外国との交易で発展してきた歴史などを商売の視点から整理してくれている、自分の立ち位置をタテのラインで認識する為に非常に興味深い本を読んでるのだけど、この中で言う「ウミヒコ」、外国と積極的に関わって、どんどん新しいものを取り入れて、儲けて、社会に還元していく、というような外向きの面、そういうものと、”風”、それこそ海から吹いてくる風の雰囲気とか、匂いって、すごい関係が深いように思った。
物理的にそうかは置いておいて、出ていきたい、飛び出したい、動きまわりたい、みたいな気持ちの理由付けも結局何でもいいんだけど、大事にしていきたい。
そうして粋な日本の継続に役立てれば本望だ。
でタイトル。
本当に選挙って、まだまだすんごい非効率で不条理だなと思った。
大体選挙の時って言うのは最低限の情報として家に新聞があるから、それで政策など判断してきたけど、今回で言えば来週の水曜日、つまり期日前投票が開始してから数日してからでないと、制度的か法律的か、配られないらしい。
ってそれ、だめじゃん。。
投票はしていいよ、だけど情報な出せないので自分で調べてね、ってことでしょ。
なんでそこにハードルを設けるの。
投票用の整理券を届けるのと一緒に届けてよ。
ちなみに言うと、新聞のアジェンダ羅列だけじゃなくて、わら半紙でいいから、簡単なプレゼン資料くらいの資料は各家庭に配ってもいいんじゃないでしょうか。
(自治体の発行物とか結構郵送されてくるけど、選挙の時にちょっと加えるくらい、そんなだめなもんかな)
しっかり政策で判断してとか、投票率を上げたい、若者はもっと投票するべきだ、って言うのは簡単だけど、そういうところ、言動の不一致。
これは変えなきゃ変わらないでしょ。
じゃあネットで調べよう、と思っても、ポータルもない、立候補者のサイトが上にでるわけでもない。
サクサク判断してどんどん違うことをやりたいな、と思っても、こういう微妙なボディブローが用意されているのが今の日本なんだと思った。
とりあえず、311情報のように、Googleさんにポータルを作ってもらい、「政策 地域名」で検索すると、一番上に情報が出てくるようにしてもらえないかな?
こういうのは個人単位とかで勝手に第三者がやったら捕まるのかな?
選挙に関する法律とかって、すっごい恣意的なイメージがあるんだけど、そういう法からまず変えなきゃ変えられないんだろうね。
それにはそれによって便益のある(=若者・多忙)人の投票率を上げなきゃいけない。
でもそれを上げるには仕組みを変えなくちゃいけない。
どっちが鶏なんだ。
どちらかと言えば、地道に活動して投票率を上げるということになるんだろうな。
でも本当は変えようと思えばすぐにでも出来るはず。
なんとかならんかい。
東京の知事選も、結局20代30代の投票率は低かったし。
変えたい。
2011-05-06
渋谷 宮下公園(見に)行ってきた→クライミング&スケート場
スケーターのtweetからもうオープンしてたのは知ってたけど、初めてちゃんと中を見た。
広さは駒沢の半分くらいかなぁ。
結構広くてセクションもイケてる。
渋谷駅を背にしながらスケート場を後にして、フットサルコートを越えれば管理事務所。
微妙に建物が洒落てる。
これを越えると、今度はクライミングウォール。
想像してたより本格的で、ボルダーだけじゃなくてロープも出来る。
両方共AM9時~PM22時が規定の利用時間。
が、節電理由で現在18時まで。
ということは、夏の電力需要を考えると、こりゃ当分据え置きですか。
仕事帰りのクライムORスケートはしばらく無さそうね。
クライミングは2時間350円で、ロープの場合は認定証をもらう必要があるみたいで、だけどこれはいつでも審査してくれると言っていた。
ボルダーならそのまま。
ハーネスや靴も数百円でレンタルあり。
グレードとかは聞き忘れたけど、課題作ってもいいし、タイミング良く遊べるならいいかもね。
スケートは2時間200円。
メットは自己責任らしく、殆どみんなかぶって無かった。
パークでメットなしOKってのは正直あついな。
とりあえず一発行きますか。
宮下公園(HP)って広いんだね。
渋谷駅から明治通り入って原宿方面に少し歩いた、歩道橋近くの駐車場上一部分っていうイメージだったけど、スケート場なんかは、明治通りにも入らないで、宮益坂下交差点へ向かう途中の、ビックカメラ手前の駐輪場を中に入ってすぐ奥にある階段を上がると目の前にあった。
広さは駒沢の半分くらいかなぁ。
結構広くてセクションもイケてる。
渋谷駅を背にしながらスケート場を後にして、フットサルコートを越えれば管理事務所。
微妙に建物が洒落てる。
これを越えると、今度はクライミングウォール。
想像してたより本格的で、ボルダーだけじゃなくてロープも出来る。
両方共AM9時~PM22時が規定の利用時間。
が、節電理由で現在18時まで。
ということは、夏の電力需要を考えると、こりゃ当分据え置きですか。
仕事帰りのクライムORスケートはしばらく無さそうね。
クライミングは2時間350円で、ロープの場合は認定証をもらう必要があるみたいで、だけどこれはいつでも審査してくれると言っていた。
ボルダーならそのまま。
ハーネスや靴も数百円でレンタルあり。
グレードとかは聞き忘れたけど、課題作ってもいいし、タイミング良く遊べるならいいかもね。
スケートは2時間200円。
メットは自己責任らしく、殆どみんなかぶって無かった。
パークでメットなしOKってのは正直あついな。
とりあえず一発行きますか。
2011-05-03
自転車の記録 2011/5/3
【変更点】
- BOREDオリジナルの銅メッキ処理されたハンドル&ステム
- ARAYA Super Aero(blue)×Zipp Hub×DT エアロスポークのフロントホイール
- リアホイールにミシュランの黄色いタイヤ
- サドルをSelle San Marcoの初期concor(後ろのロゴにレインボーラインなど無いもの)
雨の日はしっぽり自転車いじるとかいいよ。
今回の目玉はやはり銅メッキのハンドル&ステム。
銅なので当然のように10円玉のようにくすんでいくのと、場合によっては緑錆までふいてくる。
経年変化を楽しめるなんてこんな楽しいことはない。
準備が整ったらフレームも銅メッキにする予定。
でもこのミックス感も中々悪くない。
人生はいくらでも楽しみようがありますな。
外岩の記録 2011/4/29,2011/5/2
〈2011/4/29〉 河又 KAWA-MATA
名栗は河又。
またの名をコウモリ岩。
石灰岩。
上は駐車場からの写真。
この日は天気に恵まれ気持ちのよい一日だった。
この通り鍾乳洞。
流石石灰岩の岩場。
大小合わせ、見ただけで三つはあった。
一回中に入ってみたいもんだ。
アルトドアの遊びで「ケイビング」というジャンルがあるみたいだけど、この日も一人で来てる純粋そうな目をした変な小さなおじさんが、一人で洞穴を出たり入ったりしていた。
「純粋そうで変」というのは、アウトドアにおける何か一つのポイントである気がする。
まとめると、自然は寛容である。
この日は、まずはアップでコウモリ岩 Cブロック「いきのいい奴 10a」をOS。
(
しかしやっぱ石灰岩ってまだ怖い。
硯でする墨みたいなイメージで、テカリとヌメリを感じてしまうんだけど、そういうのからまず覆さないとダメかもね。
思考は具現化する。
)
次、石灰岩での11台ってのが無いので、3回目だしそろそろここで、ということで有名ルート「大五郎 11a」をトライ。
行けそうだったんだよ。
注意不足。
足置きが甘い。
まさかの不意落ち、つるって落下。
で怪我→終了。
しかもまたゼットクリップするし、まじであだ名がゼットクリップになるよ(やだ)。
なんかルートはこんなんばっか。
まあ楽観してるけども。
でもこの日は収穫もあって、石灰岩でも力まないで登れるようになってきた。
それを裏付ける感覚として、ホールドを前腕で掴まないで、広背筋や肩の裏を中心に背中で支えるような感覚が出来た。
その感覚で登ると、手が凄い楽で、パンプしにくい気がする。
その日は近い。
後は、色々アイテムを揃えたので、それらのデビューをさせてみた。
まず寝そべるマット。はこれ。
こういうのもまた色々種類があって、基本的に値段と比例するのは軽さや収納性。
1万越えしてくると、空気で膨らむタイプでしかも勝手に膨らむみたいな感じになってくる。
でも雑に扱いたいというのでこれ。
もっと雑に行くなら1000円もしない銀紙とスポンジみたいなよくあるやつもあるが、色がかわいいのでこれ。
結果、最高。
これが、っていうより、マットが最高。
もっと言えば、マットのある外での昼寝が最高。
バンダナなどで顔をカバーして完璧。
河又はとても人気のあるエリアらしく、この日はうちらのペアと、知り合いのペアと、知らないペアのなんと3組計6人(+変な小さいおじさん)のみ。
とても静かで、日差しでぽかぽか、動物的な幸せを満喫した。
次に座るもの。
小学生の頃、教室のゴミ箱にはまってみたことある人、もしくはいじめられてはいってしまったことがある人にはわかるすっぽり感で調子よく座れるこのチェアー。
これのオレンジ&ターコイズのカラーを導入。
これは丸めて持ち運べるので枕にもなる。
というかこの日は枕で終了。。
(ボルダリングの方が使えるかも)
アウトドアはこういうギアを揃えるのも堪りませんな。
大物だと、あとテントがあれば、結構何とかなる。
他は、バーナー、鍋とか料理系。
キャンプしたい。
スケートもそうだけど、クライミングもスポットは限られているから、いい岩場に行くと知っている人がいるみたいなつながりがある。
この日いた知り合いのペアというのも僕の知り合いではなく、僕を外岩に連れて行ってくれる人は長く登っている人なので、その人の知り合いだったんだけれども、良くしてくれて、いつもはビッグロックで登っているらしく、それがまた丁度気になっていたいいジムと噂のジムだったので、近いうちに行きたい。
ボルダリングジムは雨後の筍のように最近いっぱい出来てきているけど、ロープを練習出来るところは少ないから、ちょっとずつ開拓していく。
〈2011/5/2〉 小川山 OGAWA-YAMA
長野県、奥秩父は小川山。
正確には小川山とはちょっとずれているみたいだけど、もはやここは「小川山」以外の何者でも無い場所である少なくともクライマーにとっては。
この日はホームジムのCELLのメンバーに連れていってもらった。
(それにしても、外岩の場合ほぼ100%誰かに連れて行って貰っているけれども、ほんとにありがたい。ただただ感謝です)
G.Wの中日というのと、後はやっぱり平日というのが大きかったみたいで、本格的に出発してから3時間もかからずさくっと到着休憩無しの奇跡。
現地でもキャンプしてる人もまばら。
こんないいシーズンにこんな小川山は奇跡的。
ここの岩場は花崗岩。
花崗岩はざらざらしていてフリクション(摩擦)が効く。
最近石灰石ばっかりだったからすごい安心感。
ロープは無しでボルダー集中。
小川山にはやつがいる。
そうですそいつがくじら岩。
日本のボルダー課題にはクラシック3部作というのがあるらしく、
御岳は電車で行けるけど、小川山は流石にやたらと来れる近場じゃないので、来た時に落としておかんといかんのです。
最初の岩はこのビクター岩。
こいつがまたかっこいい岩で、その上、写真の表側はハングっててパワーでいい課題があって、裏はバランシーな、これまたいい課題がある。
それだけに普段ならかなり混んでるらしいけど、この日はうちらと、後は外人さんのペアだけ。終わり際にもう一組来たくらい。
まずは、「日本100岩場」には載っていない、7級くらいの課題から始まって、「コンパウンド 4級」、「マントル 5級」でアップ。
そして裏に回って、出ました「三日月ハング 1級」。
いい課題。
名前の通り、薄い月のようなカチホールドがある。
それを取ってからマントルに行くまでが多分核心。
どうやって取ろうか悩んでいたら外人が一言「フラッキング」。
で出来た。
フラッキングした後に三日月カチを取ると、何故か左足に重心がしっかり乗ってて、そうしない時とあまり姿勢は変わらないようで、不思議と核心超え出来る。
おもしろいねぇ。
あの外人、白人で青いTシャツ来てマッチョでいい人だから、あれは多分スーパーマンの関係者だと思う。
ありがとうTOMODACHI。
その後は「ビクター 1級」「ランジ 1級」「ランジ 2級」とかを少し触って、そんな簡単なもんじゃないなというのを感じつつくじらに備えて終了。
クライミングにもレベルが上がるにつれてスタイルというものが出てくる。
ビクター岩で言えば、表が好きな人と裏が好きな人。
パワーでバチーンと止めて体内物質脳みそ直撃きもちい~~というパターンと、スタティック(静的)にバランスを保ちながらぬるぬる動いてじわりじわりと歓喜が股のリンパから上がってくるというパターン。
バンドには「音楽性の違いで云々カンヌン」ということがあるみたいだが、クライミングにもあるようで、幸いそういうものとはしばらく接していないからとても楽しく過ごさせて頂いていますけれども、個人的には好きなモノをいいから分けないで結果としてバランスよく共存しているという状態が一番好きかもしれない。
ということでどっちもどっちの人も、このまま好きでいたいと思う。
お昼食べて、覚えたての昼寝タイム。
もうこれから外岩と昼寝はセット確定。
気持良すぎる。
これが噂の真相、本命のくじら岩。
真ん中らへんのルートが「エイハブ船長 1級」。
空いてたのは最高だったんだけど見本になるような人もいない。
最初のスローパー取るまでに何度も撃って色々試す。
スローパー取るまでが核心だった。
取れたらすんなりでマントルも怖さ無くゴール。
正直これはかなり嬉しかったです。
1級2個、その内一つは本命、で気が抜けた。
後はみんなのスポットやら、反対側の山側にある「スパイヤー」という岩でスラブ課題の「ライト・スパイヤー 3級」など。
小川山のスラブは有名で、興味津々だったけれども、遊ばれてしまいました。
余裕がある時は本気でスラブトライもしたい。
これはスパイヤー岩裏のプーシェ岩。
もう疲れたので早々に自分の荷物をまとめちゃって自分は登らなかったけど、みんなが最後に遊んだ岩。
この岩なんかすごい良くて、ムーブがちゃんとあるし面白い。
写真は「穴プーシェ 7級」。
この横に「プーシェ 3級」。
どっちもいい課題だった。
今度来た時絶対やる。
この日は朝の3時に起きて4時集合、コンビニ寄ったりみんな拾ったりで5時前くらいに出て、7時過ぎには現地着からのクライミングスタート。
そして終わったのも7時。
12時間も外で遊んでしまった。
ちなみにくじら岩辺りは最後はCELLメンツだけになってた。
いいねぇ。
名栗は河又。
またの名をコウモリ岩。
石灰岩。
上は駐車場からの写真。
この日は天気に恵まれ気持ちのよい一日だった。
この通り鍾乳洞。
流石石灰岩の岩場。
大小合わせ、見ただけで三つはあった。
一回中に入ってみたいもんだ。
アルトドアの遊びで「ケイビング」というジャンルがあるみたいだけど、この日も一人で来てる純粋そうな目をした変な小さなおじさんが、一人で洞穴を出たり入ったりしていた。
「純粋そうで変」というのは、アウトドアにおける何か一つのポイントである気がする。
まとめると、自然は寛容である。
この日は、まずはアップでコウモリ岩 Cブロック「いきのいい奴 10a」をOS。
(
しかしやっぱ石灰岩ってまだ怖い。
硯でする墨みたいなイメージで、テカリとヌメリを感じてしまうんだけど、そういうのからまず覆さないとダメかもね。
思考は具現化する。
)
次、石灰岩での11台ってのが無いので、3回目だしそろそろここで、ということで有名ルート「大五郎 11a」をトライ。
行けそうだったんだよ。
注意不足。
足置きが甘い。
まさかの不意落ち、つるって落下。
で怪我→終了。
しかもまたゼットクリップするし、まじであだ名がゼットクリップになるよ(やだ)。
なんかルートはこんなんばっか。
まあ楽観してるけども。
でもこの日は収穫もあって、石灰岩でも力まないで登れるようになってきた。
それを裏付ける感覚として、ホールドを前腕で掴まないで、広背筋や肩の裏を中心に背中で支えるような感覚が出来た。
その感覚で登ると、手が凄い楽で、パンプしにくい気がする。
その日は近い。
後は、色々アイテムを揃えたので、それらのデビューをさせてみた。
まず寝そべるマット。はこれ。
こういうのもまた色々種類があって、基本的に値段と比例するのは軽さや収納性。
1万越えしてくると、空気で膨らむタイプでしかも勝手に膨らむみたいな感じになってくる。
でも雑に扱いたいというのでこれ。
もっと雑に行くなら1000円もしない銀紙とスポンジみたいなよくあるやつもあるが、色がかわいいのでこれ。
結果、最高。
これが、っていうより、マットが最高。
もっと言えば、マットのある外での昼寝が最高。
バンダナなどで顔をカバーして完璧。
河又はとても人気のあるエリアらしく、この日はうちらのペアと、知り合いのペアと、知らないペアのなんと3組計6人(+変な小さいおじさん)のみ。
とても静かで、日差しでぽかぽか、動物的な幸せを満喫した。
次に座るもの。
小学生の頃、教室のゴミ箱にはまってみたことある人、もしくはいじめられてはいってしまったことがある人にはわかるすっぽり感で調子よく座れるこのチェアー。
これのオレンジ&ターコイズのカラーを導入。
これは丸めて持ち運べるので枕にもなる。
というかこの日は枕で終了。。
(ボルダリングの方が使えるかも)
アウトドアはこういうギアを揃えるのも堪りませんな。
大物だと、あとテントがあれば、結構何とかなる。
他は、バーナー、鍋とか料理系。
キャンプしたい。
スケートもそうだけど、クライミングもスポットは限られているから、いい岩場に行くと知っている人がいるみたいなつながりがある。
この日いた知り合いのペアというのも僕の知り合いではなく、僕を外岩に連れて行ってくれる人は長く登っている人なので、その人の知り合いだったんだけれども、良くしてくれて、いつもはビッグロックで登っているらしく、それがまた丁度気になっていたいいジムと噂のジムだったので、近いうちに行きたい。
ボルダリングジムは雨後の筍のように最近いっぱい出来てきているけど、ロープを練習出来るところは少ないから、ちょっとずつ開拓していく。
〈2011/5/2〉 小川山 OGAWA-YAMA
長野県、奥秩父は小川山。
正確には小川山とはちょっとずれているみたいだけど、もはやここは「小川山」以外の何者でも無い場所である少なくともクライマーにとっては。
この日はホームジムのCELLのメンバーに連れていってもらった。
(それにしても、外岩の場合ほぼ100%誰かに連れて行って貰っているけれども、ほんとにありがたい。ただただ感謝です)
G.Wの中日というのと、後はやっぱり平日というのが大きかったみたいで、本格的に出発してから3時間もかからずさくっと到着休憩無しの奇跡。
現地でもキャンプしてる人もまばら。
こんないいシーズンにこんな小川山は奇跡的。
ここの岩場は花崗岩。
花崗岩はざらざらしていてフリクション(摩擦)が効く。
最近石灰石ばっかりだったからすごい安心感。
ロープは無しでボルダー集中。
小川山にはやつがいる。
そうですそいつがくじら岩。
日本のボルダー課題にはクラシック3部作というのがあるらしく、
- 御岳の忍者返し
- 御岳のデッドエンド
御岳は電車で行けるけど、小川山は流石にやたらと来れる近場じゃないので、来た時に落としておかんといかんのです。
最初の岩はこのビクター岩。
こいつがまたかっこいい岩で、その上、写真の表側はハングっててパワーでいい課題があって、裏はバランシーな、これまたいい課題がある。
それだけに普段ならかなり混んでるらしいけど、この日はうちらと、後は外人さんのペアだけ。終わり際にもう一組来たくらい。
まずは、「日本100岩場」には載っていない、7級くらいの課題から始まって、「コンパウンド 4級」、「マントル 5級」でアップ。
そして裏に回って、出ました「三日月ハング 1級」。
いい課題。
名前の通り、薄い月のようなカチホールドがある。
それを取ってからマントルに行くまでが多分核心。
どうやって取ろうか悩んでいたら外人が一言「フラッキング」。
で出来た。
フラッキングした後に三日月カチを取ると、何故か左足に重心がしっかり乗ってて、そうしない時とあまり姿勢は変わらないようで、不思議と核心超え出来る。
おもしろいねぇ。
あの外人、白人で青いTシャツ来てマッチョでいい人だから、あれは多分スーパーマンの関係者だと思う。
ありがとうTOMODACHI。
その後は「ビクター 1級」「ランジ 1級」「ランジ 2級」とかを少し触って、そんな簡単なもんじゃないなというのを感じつつくじらに備えて終了。
クライミングにもレベルが上がるにつれてスタイルというものが出てくる。
ビクター岩で言えば、表が好きな人と裏が好きな人。
パワーでバチーンと止めて体内物質脳みそ直撃きもちい~~というパターンと、スタティック(静的)にバランスを保ちながらぬるぬる動いてじわりじわりと歓喜が股のリンパから上がってくるというパターン。
バンドには「音楽性の違いで云々カンヌン」ということがあるみたいだが、クライミングにもあるようで、幸いそういうものとはしばらく接していないからとても楽しく過ごさせて頂いていますけれども、個人的には好きなモノをいいから分けないで結果としてバランスよく共存しているという状態が一番好きかもしれない。
ということでどっちもどっちの人も、このまま好きでいたいと思う。
お昼食べて、覚えたての昼寝タイム。
もうこれから外岩と昼寝はセット確定。
気持良すぎる。
これが噂の真相、本命のくじら岩。
真ん中らへんのルートが「エイハブ船長 1級」。
空いてたのは最高だったんだけど見本になるような人もいない。
最初のスローパー取るまでに何度も撃って色々試す。
スローパー取るまでが核心だった。
取れたらすんなりでマントルも怖さ無くゴール。
正直これはかなり嬉しかったです。
1級2個、その内一つは本命、で気が抜けた。
後はみんなのスポットやら、反対側の山側にある「スパイヤー」という岩でスラブ課題の「ライト・スパイヤー 3級」など。
小川山のスラブは有名で、興味津々だったけれども、遊ばれてしまいました。
余裕がある時は本気でスラブトライもしたい。
これはスパイヤー岩裏のプーシェ岩。
もう疲れたので早々に自分の荷物をまとめちゃって自分は登らなかったけど、みんなが最後に遊んだ岩。
この岩なんかすごい良くて、ムーブがちゃんとあるし面白い。
写真は「穴プーシェ 7級」。
この横に「プーシェ 3級」。
どっちもいい課題だった。
今度来た時絶対やる。
この日は朝の3時に起きて4時集合、コンビニ寄ったりみんな拾ったりで5時前くらいに出て、7時過ぎには現地着からのクライミングスタート。
そして終わったのも7時。
12時間も外で遊んでしまった。
ちなみにくじら岩辺りは最後はCELLメンツだけになってた。
いいねぇ。
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