2011-04-12

クライミングでカウンセリング


一昨年のゴールデンウィークから始めたクライミング。
最初はジムでのボルダリング。
何だかハマってしまって今に。
なんでだろ?
それらしい理由を以下いくつか。


「達成感をコンスタントに感じられる」

ボルダリングというのはクライミングの一つのジャンルで、
ボルダーを登るからボルダリング。

ボルダーって何だ?というのは、
英語を知らない日本人的に”ロック”という言葉から想像
するのは”岩”じゃないかと思うんだけど、日本人が想像
する”岩”は、英語ではBoulder(ボルダー)と言うので、
そういう岩を登るのがボルダリング。
”ロック”はもっとでっかい壁みたいな岩。

要はボルダーは飛び降りられる程度の高さ、ということで、ロープとか
安全器具は無しの、素手の短期勝負でスポーティな遊び。

なもので、”課題”と呼ばれる登るルートも短いので、
「出来た!」という達成感がコンスタントにあるわけです。

幸せの科学的にも、これは信ぴょう性がありそうと思っている。

それに、”ムーブ”と呼ばれる、登るための体の動きがある
のだけど、短い課題の分、パズル的な難しさが課題毎に
特徴があって派手でおもしろい。

でこれはちょっと真面目な話、
今までずっと(今もこれからもだけど)音楽をやってきて、
一時は人の評価が無いと意味が無いと思っていたわけだけど
(それは相変わらず一つの真理ではあるけども)、
兎に角、結果がわかりにくい世界なわけです。
今日の英雄が明日のフリーターっていうか。
それに比べるとまあなんて単純。
例えば人と比べるのも超簡単。
「あれできた?」
「いやできない。」
「じゃあおれのが登れるね」
これがまた、スポーツの世界で生きてきた人からすると、
全く逆になるのかなとも思う。
勝ち負けが無い世界を求めるっていうのもありそうだなと。
で、「おれ”やっぱ”登れる」と今思っているわけです。
それが気持ちいいんじゃないのか。
もっと言うと、自分が求めるものは割と思った通りに手に入る感を、
今までのもどかしい中で今も見ている理想と照らし合わせて、
求めるものが遠くにあるとしても間違っていないと自分を安心させたく、
そして安心出来ているのでハマっているのかもしれません。



「いい感じの筋肉がつく」

特に下記の下部。

・無い場所に筋肉が出来ていく
・動ける使える筋肉がつく
・体幹が強くなる
・きつい状態で頑張ってる自分
・鍛えあげられていく体がコンプレックスに優しくしてくれる



ということでまさかこれらを真に受けて引く前に、
長い冗談にお付き合い頂いてありがとうございます。

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